園庭にセミの鳴き声が響き、虫取りが楽しくなってきました。
木の高い所にいて、なかなか網でも届かないことも多いのですが、こどもたちは諦めません。セミを捕まえることができるととても嬉しそうです。
先日、セミの絵本を読みました。その絵本に、何年も土の中で過ごし、やっと出てきたとおもったら、一週間ほどで死んでしまうということも書いてありました。こどもたちなりに思うところがあったようで、捕まえたセミが飛んで行ったとき、「すぐ死んでしまったらかわいそうじゃから、おうちにかえったんよ…」と。せっかくつかまえたセミが飛んで行って悲しいだろうに、優しそうな表情で 飛び去るセミを見上げる表情が印象的でした。