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2022年02月18日

お気に入りの場所

園内散策のプロのこどもたち。保育室を出ると、真っ直ぐ向かう場所があります。

「あそこに行くぞ」

それは…音の鳴る時計です。

今日も、保育室を出るなり真っ直ぐ時計の元へいくこどもたち。Aさんは、一度何も持たず出かけたのですが、「あっ、忘れもの」と言わんばかりに段ボールで出来た車を手に取り、押しながら時計の元へ向かいました。すると…ちょうど10時の音楽が鳴り始めました。すると、「鳴ったよ」と言わんばかりに猛スピードで車を走らせ、知らせに来てくれました。

こどもは、音楽が始まると身体を揺らしたり手を叩いたりとそれぞれ、時計の見方が異なります。この日は、カスタネットを部屋に置いていたのでカスタネットを持って散策に行っていた子は、その持っているカスタネットを使って一緒に音楽に合わせて奏でていました。

園内散策に出かけることは多いですが、久しぶりに出かけた時に時計が鳴ったのでこどもたちも大喜びでした。

実は、〇時ピッタリに鳴る時計ですが、魔法(音を鳴らせるボタン)を使うと鳴ることを知っています。鳴り終わると「もっかい」と指を立てる子や言葉で知らせてくれます。「また、次鳴る時に見に来よ」と言うと「ん」「ここ」と“ボタンを押して”と猛アピールしています。こどもは、よく大人の動きを見ていると言いますが、その言葉通りよく見ています。こどもって、凄いですね。