保育者とのかかわりが楽しかったこどもたちが、日々の生活の中で“友だちの存在”が強くなってきています。『友だちと一緒にするから楽しい』を積み重ねの中で感じていけるようにしたいなと考えています。
集団あそびで“むっきりくまさん”や、リズムあそびで“手をつなごう♪”などを投げかけ、友だちと手を繋いで顔を見合わせることの楽しさを感じられる時間を作っています。
「むっくりくまさんするよ」と言うと、「するする」と勢いよく集まるこどもたち。寝ているくまさんを見つけると、友だちと手をつないで「むっくりくまさん♪」と歌がはじまります。以前は、手をつなぐまでに保育者が「おいでよ」と声をかけて輪を作っていたのですが、今は「一緒につなごう」と声をかけていたり、そっと手を差し出して手を取り合っていたりする姿が増えています。大きな成長を感じる瞬間です✨
この積み重ねが、集団あそびの楽しさを感じる一歩だと思っています。保育者も一緒になって楽しみながら、友だちと関わり合う時間を大切にしていきたいと思っています。