10月に入ってしまいましたが…9月は『マーブリング』という技法を使って製作を行いました。マーブリングと聞くと「難しい」と感じるかもしれませんが、材料は水・洗濯のり・アクリル絵の具(水多めで溶かしたもの)・スポイト・竹ぐし・画用紙・深めのバットでできます。材料は少し多いですが、やり方はとても簡単です。
①バットに同じ分量の水と洗濯のりを入れ、よく混ぜる(園では400㎖ずつ入れました)
②①の混ぜる工程でできた泡を潰す。もしくはすくって除去する。
③②の水にスポイトを使って絵の具を垂らす。
④絵の具を竹串で優しくなぞり、模様を作る。
⑤④の上に画用紙をそっと置き、10秒ほどじっと待つ(置きすぎると滲んでしまうので注意)
➅よく乾かし、好きな形に切る。
こどもそれぞれ、絵の具の量が異なれば模様が異なるマーブリングができました。それを月の形に切り、『お月見』を表現しました。
『お月見』と聞いてピンと来ないこどもも中には居ましたが、実際にできた自分の作品を見て「これがお月見か‼」「知っとったわ~」「あ~、うさぎが居るやつ!」「この日は、お団子食べるんよな」と言う子が大勢でした。
お月見の翌日に「お団子、何たべた?」と聞くとたくさんの味のお団子を食べたという声を聞くことができました。製作からいろいろなことを感じることができ、嬉しいです。